2003-08-30 ヒビ #30 b 父と自転車で散歩。 魚屋を巡り、大桟橋でビールを飲んで、中華街で水餃子を食べた。 しだいに父はぼけていく。 まだまだ大丈夫だが、だんだんとものを覚えられなくなり、 やがて急速に忘れていくんだろう。 それまでにできるだけ、一緒に過ごしておきたいと思う。 同時に、オレは早くひとりだちしなきゃならない。 普通の人が当然にできることがオレにはできない。 怠惰で、愚かで、不細工で感傷的なオレができることは、 せいぜい忘れないようにすることだ。 日々を記録。 拡大した記憶を世界に。