ワレワレ#46

hirou2004-08-25

 
いろいろなことがあったが、とても楽しかった。
と、まとめてしまうことにはいつも違和感がある。
 
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僕は文章を打つときに句読点で区切ることが下手糞で、
ご存知の通り放っておけば句読点の山を築き上げてしまう。
おなじようなことが僕が物事を進めるあらゆることにいえるわけで、
経験した物事をどこかで一度まとめるという思考がどうにも性に合わないのかもしれない。
 
例えば今回くらい、いろいろなことがあって様々なことを考えさせられた旅行中の、
出会いや再会やそこで聞いた話という経験のひとまとまりを表すならば。こう書くしかない。
 
いろいろなことがあったが、そうして僕は生きている。
 
俺は魔女のキキかといいたいね。
若さ爆発もいい加減にしろと。
 
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でも楽しかったです。
もちろん楽しくなかったことも含めて。
人生で久々ってくらい、短期間にいろいろなヤツと邂逅したことの衝撃たるや、
なんかもう疲れちゃって帰宅してこの数日全然頭も生活も整理がつかなかったほどでした。
特に自分と同世代の人間と、幅のある会い方をできたのが嬉しかった。
僕がこうして無事帰れて、部屋を整理して日記なんかつけてられるのは心底そういうみなさんのおかげ。
いくつか具体的に感謝の言葉をいっておく。
RSRでの生活についてはnaviさんには述べるお礼の言葉もないです。
オーサワほんと盛り上げてくれて楽しかった。aikoさんにはもう返し尽くせない恩に利子がつくばかり。
きゅう爺さん僕はきゅう爺さんの才能を尊敬してます。間近で一夜を過ごせた事、忘れません。
それから電車で会ったロック好き野郎、無事九州まで着けた?
君の目的地の遠さを思うと僕はとても気が楽になった。その先の人生だってマイペースでいってほしい。
makure君と会って話せたことは、北海道まで行ったことに対して最も自分の中で報酬となったと感じている。
自分と同じくらいの時間を生きてきたやつがどう生きてきたのか。俺はもっと知りたいと思うんだ。
そういう意味でトモユキに久々に会えたのもよかった。¥ちゃんもあい変わらないでサンキュー。
なんでこんな言葉が出るのかわからないが。他の人にはもらえないある種の愛をこいつらはくれる。またどこかで。
愛っつったら家族。いつ行ったって俺の居場所がある。
二重にここから離れている状態の自分だけどいつか自身を持って帰る。
確実に自分のことを覚えていてくれるという安心感は麻薬のようだなとあらためて気がつきました。
その他いっぱいのちょっとでもすれ違えた皆さんに僕のできることをなんでも。
 
なぜか僕のことを覚えていてくれて、
なんらかのアクションをとってくれる、もしくはとらないでいてくれる。
こういう不思議かつありがたい人々によって僕は動くことができているわけで、
僕はいつまでだって両手にいっぱいものを抱えてそれを拾いながら歩くんだ。
眠い。続きまた書く。
 
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一昨日家でジョゼと虎と魚たちを上映した。
震えたね。内蔵をつかんでぐらぐらさせられた気分。
僕には旅に出る理由なんてなに一つ無い。